tomoです。
前回の公演「太陽の自画像」の
小道具裏話・・・。
主人公・熊谷守一が大好きなタバコ。
彼は、パイプをこよなく愛する喫煙者。
今の時代、こんなの許されないの??
ですが、本物のパイプって結構お値段が
するんですよ。
小道具費は5000円。
作ることしか考えてませんでしたが・・・。
どうやって形にしようか?
本物っぽくみせるには?
材料は「紙粘土」を使用することは決まっている。
だけど、頑丈にするのにどうしたらいいのか?
黙々と悩み、自宅内のありとあらゆるところを
物色して、使えそうなものがないか
探しまくる。。。
熊谷守一の写真を参考に、彼のパイプの
形状とかを見ながら、あれこれ手にするが。
いいアイディアが浮かばない。
フッと、キッチンの引き出しを開けると・・・
「ウギャ〜〜〜!!」
tomoは閃いてしまいましたとさ!
それは・・・
「プラスチック製のフォーク」
これに、紙粘土を巻きつけて
パイプの形にできるんじゃあないの?
で、善は急げ!!
紙粘土を取り出し、コネコネして
形にしてみると〜〜〜!
↑こんな感じに仕上がりました。隣にいるのは
ルリタテハの幼虫です♪
↑色を付けてみると・・・
かなり本物っぽく見えます。
ルリタテハの幼虫は、細かく何度も色を重ねて
仕上げました。
↑完成品です!ニスを塗りました。
ルリタテハの幼虫は、トゲが生えているので
木綿糸を数本捩り、ボンドで固めて
体に最初からあけていた穴に差し込み
ボンドで接着してあります。
紙粘土は重さのある物を使用し、
実際に持った時に、重量感が感じられるように
してあります。
本番中は、腰袋の中に入れてある設定だったので
色が剥げたりしていました。
途中、再度、色づけをしてニスを塗り
補修してあります。
アイディアが浮かぶまで、結構悩むんですけど
それが形になった時の達成感といったら
なんとも言えません!!
これがあるから、小道具・・・やめられないんです^^