劇団麦のtomoです!
小道具制作はただ作ればいい!!って
もんじゃないとtomoは思っています。
これは、先輩方に教えていただいたことでも
あります。
芝居には、時代背景ってものが
絡んでいます。
前回の芝居「太陽の自画像」は
1973年の5月が舞台となっていました。
ということは、そこに登場する小道具って
のは、その時代にあったものになります。
が・・・
その時代のものを、すべてそろえることは
大変難しいんですよね。
デザインが変わっていたり、すでに無いものが
多かったりする。
だから、作るしかない!!
似せて作るんですね。
初めにすることは、台本から小道具の
洗い出しです。
マーカーを使いチェックを入れ、別紙に書き出す。
で、インターネットを駆使し、
当時のものを探しだします。
デザインや大きさを調べるんです。
そうやって、下調べをしていきます。
今回は、劇中に出ていた「タバコ」を
取り上げてみましょう!!
タバコといっても、当時販売されていたものを
探しだしました。
しかも、設定はアメリカ。
アメリカで1973年5月に売っていたタバコ。
厳密に再現すれば、途方もない労力が必要です。
ですが、役者&小道具、しかも公演まで
時間もない・・・という現実。
「どうしようか?」
で、舞台装置と役者の立ち位置と
観客までの距離を考えて、こう結論を出しました。
「客席までの距離感がある。遠目で見て、それらしく
見えれば大丈夫だろう・・・」
そうして、新人Sにまかせたタバコの小道具が
これ・・・↓
近くで見ると、こんな感じ〜笑
S曰く「tomoさん、写真撮らないで下さいよ〜〜泣」
いや・・・撮らせていただきました!
↓
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タバコの空き箱に紙を貼り付け、しかも
クレヨンで描いた、タバコたち。
tomoは、「キャメル」のタバコがお気に入り♪